2020年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 305-1 計算科学技術

[1H05-08] 流体・事故解析1

2020年3月16日(月) 14:45 〜 15:55 H会場 (共通講義棟 M棟2F M-22)

座長:山田 進(JAEA)

15:30 〜 15:45

[1H08] GPGPUシミュレーションに対する粒子ベースのIn-situ可視化とIn-situステアリング

*河村 拓馬1、井戸村 泰宏1、小野寺 直幸1 (1. 日本原子力研究開発機構)

キーワード:In-Situ 可視化、In-Situ ステアリング、気流シミュレーション

汚染物質の大気拡散予測の実現に向けて、GPUスーパーコンピュータ向けに最適化された適合格子細分化(AMR)による流体シミュレーションが開発されており、その結果の対話的な可視化や計算パラメータのステアリング技術が必要とされている。大規模計算の可視化には、I/Oボトルネックを避け計算と同時に可視化を行うIn-situ可視化が重視されていが、バッチ処理で実行されるため対話的な可視化が困難である。我々はこれまでに、CPUスパコン向けに粒子ベースのIn-situ可視化手法を開発しており、ファイルを介したIn-situ制御機構による対話的な可視化が可能である。この手法をGPUスパコンに搭載されたCPU上に移植して計算パラメータのIn-situステアリング機能を開発し、AMRによる流体シミュレーションに適用して有効性を検証する。