[1J04-05] 原子力教育

[1J05] 三菱重工 原子力人材育成研修「PWR設計技術を基盤とした原子力人材の育成」成果報告

*坂本 光¹、小川 弘達¹、篠原 靖周²、山本 晃久³、白木 貴子¹、北川 敬明¹ (1. 三菱重工業、2. ニュークリアデベロップメント、3. 三菱原子燃料)

キーワード：文科省補助事業、原子力人材育成、安全設計技術

三菱重工は文科省の「国際原子力人材育成イニシアティブ事業」のうち、「機関横断的な人材育成事業」を活用し、H28～H30の3か年で「PWR設計技術を基盤とした原子力人材の育成」と題した原子力人材育成研修を実施した。本研修は神戸造船所においてPWRプラントの安全設計技術にかかる講義・実習・見学、当社グループ会社であるNDC/MNFによる東海地区におけるPWR燃料の安全設計技術にかかる講義・実習・見学で構成され、大学３年生以上の理系大学生及び大学院生を対象としたプログラムである。日本全国の幅広い累計17校の大学から応募があり、３か年で100名以上の学生を育成した。そのうち、非原子力分野の学生は約20名、女性は6名を育成した。現在当社は令和元年度の同事業に採択され、学生要望を踏まえた原子力の将来性、最新技術を取り入れた研修プログラムで研修を継続しており、引き続き原子力人材の育成に貢献していく。