[1L01-05] Refractory Structural Materials

[1L05] Nondestructive detection of flaws beneath friction stir processed high strength tungsten coating using high-frequency ultrasonic microscopy

*Noritaka Yusa¹, Hiroyasu Tanigawa², Satoshi Kishimoto⁴, Makoto Watanabe⁴, Hidetoshi Fujii³, Yoshiaki Morisada³ (1. Tohoku Univ., 2. QST, 3. Osaka Univ., 4. MINS)

Keywords:fusion reactor, nondestructive inspection, plasma facing component

事故耐性の高い核融合炉プラズマ対向材への適用を想定し、自己不動態化が期待できるタングステン合金被膜に対して摩擦攪拌処理を施すことで強度及び耐熱性を高める、新しい被膜形成技術が提案されている。一方で当該被膜においては摩擦攪拌処理時等に熱輸送機能を阻害する欠陥が導入されてしまう可能性を完全には否定できず、健全性を担保するための適切な非破壊検査技術は、当該被膜の実用化に向けての重要な開発要素の一つとなる。そこで本研究においては、人為的に被膜下に欠陥を導入した試験体を用い、高周波超音波による非破壊検査試験を行った。摩擦攪拌処理による表面の凹凸にもかかわらず、被膜下の欠陥からの信号を確認することができ、また得られた信号は別途行ったフラッシュサーモグラフィーによる試験結果とも整合性のあるものであった。