2020年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-1 放射性廃棄物処理

[2B01-03] 安定化・固定化

2020年3月17日(火) 10:00 〜 10:50 B会場 (共通講義棟 L棟1F L-3)

座長:秋山 大輔(東北大)

10:15 〜 10:30

[2B02] 発熱性核種含有アパタイトセラミックスに対する放射線影響評価

*金川 俊1、Zhili Dong2、Tim White2、竹下 健二1 (1. 東工大、2. 南洋理工大学)

キーワード:アパタイトセラミックス、発熱性核種固定化、放射線照射影響

福島第一原子力発電所事故により発生したストロンチウムやセシウムなどの発熱性放射性核種の処理および安定固定化方法の検討が行われている。無機材料であるアパタイトは熱耐久性および放射性耐久性に優れていることが確認されている。我々はアパタイト構造を有する安定固定化体ストロンチウムおよびセシウムを含有したアパタイトセラミックスを合成した。本研究では、合成したアパタイトセラミックスに対してCo-60によるγ線を最大1MGyまで照射し構造の安定性を評価した。