2020年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-2 放射性廃棄物処分と環境

[2D01-05] 廃棄物1

2020年3月17日(火) 10:00 〜 11:25 D会場 (共通講義棟 L棟1F L-1)

座長:小林 大志(京大)

11:00 〜 11:15

[2D05] 21世紀後半に向けた廃棄物管理の選択肢:Pu利用推進と環境負荷低減型地層処分に関する研究

(16)MOX燃料を利用する原子力システムにおける廃棄物の負荷評価

*朝野 英一1,2、桜木 智史1、三成 映理子2、岡村 知拓2、中瀬 正彦2、竹下 健二2、稲垣 八穂広3、新堀 雄一4、佐藤 正知5 (1. 原環センター、2. 東工大、3. 九州大、4. 東北大、5. 北大名誉)

キーワード:放射性廃棄物管理、MOX燃料、再処理、核種分離、ガラス固化、地層処分

MOX燃料利用では、廃棄物管理の視点からは使用済燃料の発熱特性に留意する必要がある。軽水炉/MOX由来の高レベル廃棄物処分に関して、燃料製造に始まる多様なサイクル条件の組合せが地層処分に及ぼす影響を廃棄体の発熱に着目して整理した。燃料、及び処分に至るプロセス諸条件の関連性に基づいて、処分場での負荷低減とサイクル条件最適化に関する評価手法を考察する。