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[2E04] アミド酸型ポリアミノカルボン酸錯化剤のf元素との錯形成と錯体構造に関する研究
キーワード:アミド酸型ポリアミノカルボン酸錯化剤、DTPA、EDTA、f元素分離、使用済み核燃料再処理
f元素分離・認識用のキレート剤は様々な場面で用いられる.原子力の使用済み核燃料再処理の分野では, より高い溶解性と高い酸濃度溶液でのキレート能力, 特定f元素を認識可能なものが求められている.このようなキレート剤は配位子と組み合わせた多元系抽出, 抽出クロマトグラフィーでの効率的な溶離に用いられることによって, MA分離の高度化が可能となる.この目的のために開発を進めているいくつかのアミド酸型ポリアミノカルボン酸錯化剤について, 熱力学データと溶液中での錯体構造について考察する.