2020年春の年会

講演情報

企画セッション

招待講演 » 内閣府

[2F_PL] 原子力政策とコミュニケーション

2020年3月17日(火) 13:00 〜 14:00 F会場 (共通講義棟 M棟1F M-2)

座長:岡嶋 成晃(会長, JAEA)

[2F_PL01] 原子力政策とコミュニケーション

*岡 芳明1 (1. 原子力委員会)

見直し後の原子力委員会の活動と決定文書の概要について述べる。日本の原子力エネルギー利用は、1990年以降停滞し事故も起こした。原子力委員会が以前と同じやり方をしては失敗するのは証明されている。変革の必要性の認識と組織的実行をグランドチャレンジと名付けた。原子力委員会/省庁/電力業界/メーカ/研究開発機関/大学等の組織と個人にそれぞれのグランドチャレンジがある。これを成し遂げて停滞の打破と事故の責任を果たす必要がある。まず、伝聞ではなく、英語で検索し、根拠に基づいて考える必要がある。コミュニケーションでは、自分の知っている安全性を公衆が理解すればよいと考えるのは、視野が狭く日本特有であることなどを根拠とともに述べる。