[2G13-17] シビアアクシデント

[2G16] JBREAK-MSPREAD連成解析手法の開発

*菊池 航¹、森田 彰伸¹、秋葉 美幸¹、堀田 亮年¹ (1. 原子力規制庁　長官官房　技術基盤グループ　シビアアクシデント研究部門　)

キーワード：溶融デブリ拡がり、MSPREAD、JBREAK 、連成解析、BWR

高温溶融デブリの床面上の多次元拡がり挙動を解析するためには、MERCOR等のSAコードによるメルト放出ヒストリに応じた溶融ジェットの落下モデルに加え壁面の起状、ペデスタル壁面、スリッド状出口等の実機幾何形状モデル化機能を開発する必要がある。そのため、JBREAKコード、MSPREADコードを開発中であり、実験に基づく妥当性確認を進めている。PULiMS実験解析評価を行うため、高温溶融物デブリジェットが床面に到達してからの拡がりを連続的に計算する必要がある。そこで、本研究ではGap-Tooth法を用いてJBREAKコード,MSPREADコードのメッシュの相違を考慮し運動量等を受け渡すことで連成解析を行った。開発したコードを用いてPULiMS実験解析に基づく、モデルの評価と妥当性確認解析を行い、同コードを用いてBWRにおける高温溶融物拡がり挙動に関する解析を行った結果について報告する。