2020年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 305-1 計算科学技術

[2H01-07] 微視的・炉心解析

2020年3月17日(火) 10:00 〜 11:55 H会場 (共通講義棟 M棟2F M-22)

座長:中村 博樹(JAEA)

10:15 〜 10:30

[2H02] MD法を用いた高エネルギー中性子照射下における自己格子間原子集合体形成過程の解明

*寺山 怜志1、岩瀬 祐樹2、早川 頌3、沖田 泰良4、板倉 充洋5 (1. 東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻、2. 東京大学工学部、3. テネシー大学、4. 東京大学大学院工学系研究科人工物工学研究センター、5. 日本原子力研究開発機構システム計算科学センター)

キーワード:カスケード損傷、面心立方金属、積層欠陥エネルギー

面心立方金属を対象にして、高エネルギー中性子照射下における自己格子間原子集合体の形成に及ぼす積層欠陥エネルギー(SFE)の影響を分子動力学法により定量化した。集合体が大きい場合、可動な集合体の数は積層欠陥エネルギーが大きくなると、従来の依存傾向から外れることが明らかとなった。