2020年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-2 炉設計と炉型戦略,核変換技術

[2H08-09] 環境負荷低減軽水炉

2020年3月17日(火) 14:45 〜 15:20 H会場 (共通講義棟 M棟2F M-22)

座長:竹澤 宏樹(東京都市大)

14:45 〜 15:00

[2H08] 環境負荷低減軽水炉を用いた核燃料サイクル概念の構築

(8)FORSETI概念適用による超ウラン元素生成低減と崩壊熱低減効果に関する検討

*平岩 宏司1、木村 礼1、和田 怜志1、山岡 光明1、吉岡 研一1 (1. 東芝ESS)

キーワード:潜在的放射性毒性、超ウラン元素、崩壊熱、プルトニウム、環境負荷

原子燃料サイクル中の有害度(潜在材的放射性毒性とも言われ内部被ばく量を指標とする)と高レベル放射性廃棄物を低減するため、軽水炉燃料炉心の使用済燃料に含まれるウラン以降の重核種(=アクチニド)を低減する研究を行っている。本発表ではFORSETI(TM)による有害度低減効果とともに得られる崩壊熱低減と再処理までの冷却期間短縮効果も含めたアクチニド核種生成低減の効果について発表する。