2020年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[2I08-11] 解析手法・コード開発1

2020年3月17日(火) 14:45 〜 15:50 I会場 (共通講義棟 M棟2F M-23)

座長:千葉 豪(北大)

15:30 〜 15:45

[2I11] 三菱3次元詳細輸送計算コードGALAXY-Zの開発

(4)RSE法を用いた共鳴計算

*山路 和也1、小池 啓基1、家山 晃一1、左藤 大介1、山本 章夫2、竹田 敏3 (1. MHI、2. 名大、3. 阪大)

キーワード:GALAXY-Z、共鳴計算、RSE法、基底関数

三菱重工では次期核設計コードとして3次元詳細輸送計算コードGALAXY-Zを開発中である。非均質な炉心計算に用いる実効断面積に複雑な幾何形状や共鳴干渉効果を精度よく取り込むため、中性子スペクトルを基底関数で展開するRSE(Resonance calculation method using energy Spectral Expansion)法に基づく共鳴計算手法をGALAXY-Zに導入した。ウラン、MOX燃料を対象として、RSE法に基づく実効断面積を超詳細共鳴計算手法(参照解)で得られた実効断面積と比較した結果、参照解を精度よく再現することを確認した。