2020年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 401-3 原子炉設計,原子力発電所の建設と検査,耐震性,原子力船

[2J07-11] 原子炉機器の設計手法の高度化

2020年3月17日(火) 14:45 〜 16:10 J会場 (共通講義棟 M棟2F M-24)

座長:礒部 仁博(原燃工)

15:45 〜 16:00

[2J11] 適応制御を用いた共振振動台の振動制御方法の改良

*酒井 理哉1、大野 陽平1、嶋津 龍弥1、堤 喜隆2、西山 禎昌3、山野 彰太3 (1. 電中研、2. 中部電力、3. ヤクモ)

キーワード:振動実験、耐震性、適応制御、振動制御

最大加速度20Gでの振動試験を実現する共振振動台は、運転時に生じる環境振動のため振動対策装置であるセミアクティブマスダンパー(SAMD)を使用して運用している。環境振動の制約に対し、5t負荷の条件までは最大加速度20Gを実現していたが、9t負荷の条件での試験のために制御系の改良が必要となった。このためSAMDの制御方法を、従来の開ループ制御から適応制御を用いた制御方法に改良を図り振動制御性能を向上させ、10t負荷条件で実証試験を行い、性能確認した。