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[2M01] PWR構成材料のSCCの機構研究
腐食に及ぼすNi濃度および温度の影響
キーワード:PWR1次系、SCC、皮膜厚さ、材料組成、温度依存性
SCC機構研究として、PWR1次系模擬環境下で600合金、ステンレス鋼およびNi-Cr-Feモデル合金の腐食量を評価した。290℃では低Ni材ほど皮膜が厚く成長するが、360℃の高温条件ではNi濃度依存性が小さいことが分かった。また、20%以下のNi濃度では低温側で腐食量が増加する傾向が認められSCC進展への影響が示唆された。