2020年春の年会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学および医学利用 » 202-2 放射線物理,放射線計測

[2N14-17] 光子計測2

2020年3月17日(火) 16:25 〜 17:30 N会場 (共通講義棟 S棟3F S-32)

座長:富田 英生(名大)

17:10 〜 17:25

[2N17] TlBr半導体を用いた指向性ガンマ線検出器の高線量場においての評価

*野上 光博1、人見 啓太朗1、鳥居 建男2、佐藤 優樹2、谷村 嘉彦2、川端 邦明2、渡辺 賢一3、小野寺 敏幸4、石井 慶造1、高橋 浩之5 (1. 東北大、2. JAEA、3. 名大、4. 東北工大、5. 東大)

キーワード:放射線計測、臭化タリウム、高放射線場、極小放射線検出器、ガンマ線スペクトロメーター

高線量場でのガンマ線イメージングのためのTlBr半導体を用いた指向性ガンマ線検出器について継続的研究を行なっている。
我々が研究を行なっている指向性ガンマ線検出器は遮蔽体(鉛)の前後にTlBr半導体ガンマ線検出器を配置する構造となっている。
この指向性ガンマ検出器の指向性をチェッキングソースを用いて評価を行なったところ、高い指向性が得られることが分かった(2019年秋の年会にて報告済み)。
今回は、この指向性ガンマ線検出器の高線量場における指向性について評価を行なった結果について報告を行なう。