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[2O01] 廃止措置のための中性子断面積の共分散推定
キーワード:廃止措置、クリアランス、中性子断面積、共分散、Bayesian Monte Carlo
原子力施設の廃止措置で大量に発生する低レベル廃棄物(L1からL3およびクリアランス)の処理処分を最適化するためには、信頼性の高い計算による評価と測定並びにそれらの不確かさを正しく評価することが不可欠である。これまでに我々は、計算の精度評価のためクリアランス検認において重要な核種のうち鋼材に含まれる59Coと62Niの中性子断面積の共分散を推定した。本研究では、それらに加えてコンクリート材に含まれる2核種(151Eu, 153Eu)の中性子断面積の共分散を、核データ評価コード群T6を用いてBayesian Monte Carlo法に基づいて推定した。