[2O_PL02] For the 20th Anniverary of Nuclear Data Subcommittee
核データ部会は2020年の3月に設立20周年を迎える。部会設立20年を経た今日、応用の裾野が原子炉物理学、遮蔽工学から物理学、生物学、医学、環境科学等へとさらに大きく広がった事で、他の部会や学協会を主な研究の場とする部会員も増え、情報伝達と議論の場としての核データ部会の重要性はより増している。一方で、設立から20年たち、部会設立当時を知らない若手の研究者が多くなりつつあるとともに、部会の世代交代も進みつつある。そこで、核データ部会の設立の趣意や設立の経緯や20年の歩みを振り返るとともに、若手の研究者が考える核データ研究の将来像を通して未来に向けた部会の20年を議論する。