2020年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-1 放射性廃棄物処理

[3B05-07] 分別・核種浸透挙動・熱解析

2020年3月18日(水) 11:10 〜 12:00 B会場 (共通講義棟 L棟1F L-3)

座長:砂川 武義(福井工大)

11:40 〜 11:55

[3B07] 人工知能(AI)を用いた廃棄物認識システムの開発

*吉田 幸彦1、村上 昌史1、佐々木 紀樹1 (1. JAEA)

キーワード:廃棄物処理、人工知能、機械学習、深層学習、物体認識

現在、日本原子力研究開発機構では廃棄物処理プロセスへの合理化手法の有用な一つの案として、前処理の廃棄物分別へのAI適用を検討している。廃棄物分別に関わる作業には、処理・処分不適物を除外するための膨大な内容物確認作業により発生するコスト・作業量の課題、高度な判断が要求されるため人間による分別が行われており安全に関する課題がある。近年めざましい技術革新があるAI認識技術を廃棄物分別に適用する事で、これらの課題を解決できる可能性がある。本講演では現在開発しているカメラ画像を用いた廃棄物認識システムについて報告する。