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[3C04] 福島第一原子力発電所2号機におけるペデスタル下部堆積物調査の結果について
キーワード:福島第一原子力発電所、廃炉、燃料デブリ、PCV内部調査
東京電力ホールディングス(株)福島第一原子力発電所2号機の原子炉格納容器内において、2018年1月に行った調査で、原子炉圧力容器下のペデスタル底部は、小石状の堆積物で覆われていることや、燃料集合体の一部が落下していることなどがカメラ映像で確認された。これら堆積物の一部は、事故で溶融した燃料が、燃料デブリとなって原子炉圧力容器の下部から落下したものであると推定されている。この結果から、燃料デブリの取り出し方法の検討に資する情報となる、堆積物の性状(堆積物が動くかどうか)を確認する調査が計画された。調査ユニットには、2つのフィンガの開閉動作によって堆積物に接触する機構を設けた。この装置を用いて、2019年2月に、堆積物に接触してその状態の変化を確認する接触調査を行い、堆積物の一部が動かせることをカメラ映像で確認した。