2020年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-3 原子力施設の廃止措置技術

[3C09-13] 解析・評価・システム開発

2020年3月18日(水) 14:45 〜 16:00 C会場 (共通講義棟 L棟1F L-2)

座長:手塚 将志(JAEA)

15:45 〜 16:00

[3C13] 原子力発電所の廃止措置計画時の施設特性評価作業におけるデータ構造の検討

*田中 健一1、清水 祐輔2、水越 和満2、山岡 功3 (1. エネ総研、2. NEL、3. JANSI)

キーワード:廃止措置準備作業、施設の特性調査、放射能インベントリ評価、データ構造

原子力発電所の廃止措置計画を立案する準備作業の最上流で実施する廃止措置対象施設の物理的特性を調査する施設の特性調査作業及び施設の放射能インベントリ特性を評価する放射能インベントリ評価作業(この二つの作業を総称して施設の特性評価作業という。)で用いられるデータの構造について詳細に検討を行った。特性評価で得られたデータは,廃止措置対象施設の状況に関する”事実”を示すものであり,準備作業の下流側で実施される廃止措置作業の立案,廃止措置作業の安全評価及び費用評価で参照される。このデータの信頼性が廃止措置計画全体の完成度に対して大きな影響を与えるものである。本発表では,事実を把握するために必要なデータの構成及び下流側で容易に参照可能とするデータ構造について報告する。