[3D01-04] Corrosion Chemistry and FP Behavior 1

[3D03] Effect of reaction time for rare earth element reaction of cladding alloys in FBR

*TAKANORI TANIGAKI¹, YUICHI TABATA¹, KEN-ICHI FUKUMOTO¹ (1. Research Institute of Nuclear Engineering)

Keywords:FCCI, rare earth element, metallic fuel

近年、数十年単位の長期運転を想定したNa冷却型小型高速炉が注目されているが、長期運転の際に「燃料-被覆管化学的相互作用（FCCI）」への対処が非常に重要となってくる。FCCIについて、過去に炉内・炉外試験が行われているが、長時間試験後の反応相や反応深さについて明らかとなっていない。本件ではFCCIの主要元素の一つであるCeと高速炉燃料被覆管候補材であるPNC-FMS鋼の反応試験（610℃×1h、100h、300h）を実施し、長時間試験後の反応相や反応深さについて確認することを目的とする。現在、1hと100hの反応試験が終了し、CeFe₂を主体とする反応相を確認した。最大反応深さ及び反応相の詳細については当日報告する。