2:45 PM - 3:00 PM
[3H08] Wireless System with Controlling Electromagnetic Wave Distribution in Nuclear Power Plant
(X)Field Test for Wireless Sensor
Keywords:Wireless communication, Cyber security, Electromagnetic noise interference, IoT sensor, Field test
原子力発電所における現場作業の効率化やデータ計測の低コスト化には無線技術が有効であるが、電波による発電設備への電磁ノイズの影響、さらには通信時の情報漏洩や改竄などセキュリティへの対策が必要である。
そこで電波の到達範囲を抑えて電磁ノイズの影響を低減し、暗号通信に加えて認証と改竄検知を行う高セキュリティの無線通信システムを開発している。 2.4GHzの電波の指向性と強度を制御し、さらに暗号処理、改竄検知及び認証を行う通信セキュリティを実装したIEEE.802.15.1のIoTセンサ向け伝送装置を試作した。そして原子力発電所の模擬環境として火力発電所においてフィールド試験を行い、安定して約20kbpsの通信速度でデータ伝送できることを検証し、発電設備の温度、流量、圧力など各種の測定値を1秒間隔で伝送できる見込みを得た。
ここでは試作したIoTセンサ向け伝送装置を用いたフィールド試験について報告する。
そこで電波の到達範囲を抑えて電磁ノイズの影響を低減し、暗号通信に加えて認証と改竄検知を行う高セキュリティの無線通信システムを開発している。 2.4GHzの電波の指向性と強度を制御し、さらに暗号処理、改竄検知及び認証を行う通信セキュリティを実装したIEEE.802.15.1のIoTセンサ向け伝送装置を試作した。そして原子力発電所の模擬環境として火力発電所においてフィールド試験を行い、安定して約20kbpsの通信速度でデータ伝送できることを検証し、発電設備の温度、流量、圧力など各種の測定値を1秒間隔で伝送できる見込みを得た。
ここでは試作したIoTセンサ向け伝送装置を用いたフィールド試験について報告する。