2020年春の年会

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[3J01-04] 歴史に学ぶ

2020年3月18日(水) 10:00 〜 11:00 J会場 (共通講義棟 M棟2F M-24)

座長:澤田 哲生(東工大)

10:45 〜 11:00

[3J04] 再エネ発電と原発の競争のサーチ理論モデル

*渡邉 崇1、筒井 潔2、佐々木 一彰3 (1. 渡邉崇事務所、2. アジアパシフィックコーポレーション、3. ノースウッド)

キーワード:サーチ理論、再エネ、原発、競争モデル、原子力政策

テクノヘゲモニーとは「国は技術で興り、技術で滅びる」という概念であり、原子力の役割についてもテクノヘゲモニーの観点から議論された例がある。原子力技術は軍事力と密接に結び付き、経済力と軍事力で決まるヘゲモニーの決定要素の半分であった。しかし日本の原子力政策は電源開発ための機器供給国として原子力の技術開発を軍事力と直接結びつけない形で展開してきたが、テクノヘゲモンとして目指す市場や役割については再エネ発電などの他の発電技術の成長と共に再検討するときを迎えつつある。本研究では、再エネ発電と原発の競争モデルについて報告する。