2021年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 304-1 伝熱・流動(エネルギー変換・輸送・貯蔵を含む)

[1A01-06] 福島原発事故

2021年3月17日(水) 10:15 〜 12:00 A会場 (Zoomルーム1)

座長:堀田 亮年 (規制庁)

11:30 〜 11:45

[1A06] 福一1号機の燃料露出時における輻射冷却による温度変化

3次元簡易モデルによる繰返しPC計算(2)

*米山 潔1、渡邊 一男2 (1. H.O.米山、2. 渡邊研究処)

キーワード:輻射冷却(伝導)、福一原発1号炉、PC計算、ジルコニウム酸化反応

福一事故時の1号機での水素発生時期の推定に諸説あるので、球殻を用いた3次元簡易モデルによる解析を試みた。燃料露出後35分で水素発生の1500℃に至ると報告 した。今回は、同じ3次元簡易モデルを利用して、水素発生の35分以後、ジルコニウム・水蒸気反応による反応熱を加えて温度変化を計算した。結果は6分後に3000℃であった。
計算プログラムはエクセルBVAで作成した。100行に満たない短いものである。