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[1B01] 確率テーブルの統計誤差評価手法の開発
キーワード:FRENDY、確率テーブル、Bootstrap法、Jackknife法、統計誤差
非分離共鳴領域の自己遮蔽効果を取り扱う確率テーブルの作成では、従来は疑似共鳴構造を作成する回数であるラダー数を入力として用いており、確率テーブルの統計誤差は今まで計算されていなかった。。 しかし、筆者らの検討により、核種によって確率テーブルの統計誤差が異なる可能性があることが明らかになった。 そこで本研究では、確率テーブルの統計誤差評価手法を開発し、核データ処理コードFRENDYに実装した。当日の発表では、統計誤差評価手法の比較と、各ラダー数における統計誤差の変化、核種による統計誤差の違いについて報告する予定である。