[1B_PL] 持続可能な原子炉実習教育への新たな取り組み

[1B_PL02] 人材育成におけるデジタル技術活用の経験と今後の展望について

*巽 雅洋¹ (1. 原子力エンジ)

炉物理分野では、原子炉を用いた実験による教育が重視されてきた。国内では、近畿大学原子力研究所や京都大学臨界試験装置において、実習プログラムが提供され、原子力人材の育成に貢献してきた。また近年では、コンピュータプログラムを用いたシミュレーションも、教育現場に取り入れられている。一方、研究開発の現場では、実験・解析の両面から炉物理を理解した人材が必要とされている。
本セッションでは、「国際原子力人材育成イニシアティブ事業」に「大学研究炉を中心とした原子力教育拠点の形成」が採択されたのを機に、炉物理分野における実習教育の事例などを取り上げ、過去を振り返るとともに、今後の展望について議論する。