2021年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 401-2 原子炉の運転管理と点検保守

[1E01-07] 原子力プラントの検査と活用技術の高度化

2021年3月17日(水) 10:00 〜 12:00 E会場 (Zoomルーム5)

座長:内一 哲哉 (東北大)

10:00 〜 10:15

[1E01] 埋込金物の非破壊検査技術開発3

(1)モックアップ試験

小川 良太1、*石井 元武1、藤吉 宏彰1、礒部 仁博1、服部 功三2、鈴木 峻史2、関口 昭司2、三浦 進2 (1. 原燃工、2. 日本原燃)

キーワード:埋込金物、非破壊検査、AEセンサ、打音、モックアップ試験

埋込金物の固定状態(ジベル欠損の有無、埋込金物/コンクリート間の界面状態)を診断するAE(Acoustic Emission)センサを用いた打音検査技術の開発を継続している。これまでに、界面状態の変化が振動持続時間に影響をおよぼし、ジベル欠損の有無が周波数に影響をおよぼすことが確認されている。一方で、界面状態の変化と振動持続時間、負荷荷重値の関係は定量的に確認されていない。本報では、4本ジベルタイプの埋込金物を対象に、モックアップ試験体を用いて、静的荷重負荷を耐荷重まで増加させた場合における埋込金物の外観変化、振動持続時間の変化を観察し、埋込金物の固定状態の変化による影響を整理した結果について報告する。