[1E_PL02] 関西電力におけるリスク情報活用の状況について
原子力事業者は、自主的かつ持続可能な安全性向上に係る取り組みの一環としてリスクマネジメントを強化するため、リスク情報を活用した意思決定(RIDM)の導入を進めている。RIDMは、プラントの運転や保守等に係る意思決定に確率論的リスク評価(PRA)から得られる知見を組み入れたマネジメントシステムであり、「パフォーマンス監視・評価」、「リスク評価」、「意思決定と実施」の3つの主要機能と、それらを支える「改善措置活動(CAP)」、「コンフィギュレーション管理(CM)」の2つのプログラムから成る。本企画セッションでは、リスク情報を活用した具体的な取り組みや活用事例、展望等について紹介する。