2021年春の年会

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[2C_PL] 計算科学技術に基づいた福島第一原子力発電所事故に関する最新知見

2021年3月18日(木) 13:00 〜 14:30 C会場 (Zoomルーム3)

座長:光安 岳 (日立)

[2C_PL02] デブリの特性に関する計算材料科学的研究

*板倉 充洋1 (1. JAEA)

福島第一原子力発電所事故からの復興を支援するための多様な計算科学技術の開発がなされ、大気や土壌、海洋中での放射性物質の動態予測シミュレーション、オフサイトでの空間線量率の変化計算、原子炉内の事故進展予測シミュレーション、また、廃炉作業において必要となる構造物の強度評価や燃料デブリの特性評価などが進められている。
本企画セッションでは、放射性セシウムの原子スケール動態計算、ならびに材料科学的観点における燃料デブリ特性の計算に関する最新知見を紹介いただく。福島の復興および廃炉作業に資する情報提供の観点から、計算科学技術が果たすべき役割や今後の展望などについて議論する。