[2D_PL02] 放射線輸送計算で使う断面積ライブラリとコードの盲点
遮蔽設計のためのツールは、手計算で行える簡易なものから、スパコンを用いる詳細な手法までさまざまなものが開発されている。しかしこれらのツールをブラックボックスとして使用して設計を行っている例が少なくない。ここでは学会から出版された「放射線遮蔽ハンドブック ―基礎編―」と「同 ―応用編―」に基づき、最新の遮蔽設計ツールを使い始めるための手ほどきと、専門家でも陥りやすい注意点に関して、設計の手順、核データと断面積ライブラリ、モンテカルロコードPHITS、ストリーミングとスカイシャインの計算手法について解説する。