[2E01-07] Advanced Technologies of Design, Management & Evaluation for Nuclear Plants

[2E04] Development of failure mitigation technologies for improving resilience of nuclear structures

(4)Visualization method of resilience of nuclear structure

*Yuto Kuwabara¹, Kazuyuki Demachi¹, Shi Chen¹, Hiroyuki Nishino², Yuichi Onoda² (1. UTokyo, 2. JAEA)

Keywords:Resilience index, Fracture control, Event tree, Fault tree

設計基準外事象発生時における破損拡大抑制を目的としたプラントシステムへの破壊制御技術導入によるレジリエンス向上の効果を定量化するためには、レジリエンスの可視化手法が不可欠である。東京大学で開発したレジリエンス指標は、事故時マネジメント(AM)による安全機能回復を、機器・構造物破損確率と時間経過とを考慮に入れて可視化する手法である。本研究ではこのレジリエンス指標に破壊制御による破損抑制効果も加えた改良を実施する。令和２年度は、高速炉において破壊制御の効果が顕著な事故シーケンスのイベントツリーおよびフォルトツリーを構築し、さらにそのシステムを構成する機器・構造物の故障・破損確率及びフラジリティを調査する。