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[2G11] 画像識別と自然言語処理のAIインターフェイス
キーワード:核セキュリティ監視、画像識別深層学習、自然言語処理 、AIインターフェイス
画像データは多くの情報を含むため、画像解析を応用した核物質盗取行為や妨害破壊行為を検知する技術の開発が期待されている。しかし現存する画像解析に基づく行為検知技術における判定は、「通常/逸脱」の二値判定もしくは画像識別の組み合わせに対する〇/×設定に過ぎず、状況の組み合わせが無数にあり得る核セキュリティへの適用は困難である。一方、撮影された状況が核セキュリティ上のルールに違反しているか否かを柔軟に判定できれば実用性は格段に高くなるが、それには画像識別と自然言語処理という異種AI同士のインターフェイスが必要である。そこで本研究では、異なるAI同士の共通データ形式としてグラフ構造を採用し、画像識別と自然言語処理のAIインターフェイス技術のためのアルゴリズム開発とプログラム実装を行った。