2021年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-3 原子力施設の廃止措置技術

[2J10-15] 事故炉の廃止措置技術

2021年3月18日(木) 14:45 〜 16:25 J会場 (Zoomルーム10)

座長:西村 昭彦 (JAEA)

15:30 〜 15:45

[2J13] レーザー加工により発生する微粒子の解析と核種同定手法の開発(4)

(2)高分解能遠隔核種分析法の開発

*宮部 昌文1、山田 知典1,2、柴田 卓弥1、伊藤 主悦1、大道 博行3、長谷川 秀一4 (1. 日本原子力研究開発機構、2. 若狭湾エネルギー研究センター、3. レーザー技術総合研究所、4. 東京大学)

キーワード:同位体分析、レーザー誘起蛍光分光、ドップラーフリー分光、遠隔分析

レーザーアブレーションで生じるレーザープラズマに共鳴レーザー光を照射することで共鳴蛍光を発生させ、蛍光強度比から核種組成を遠隔・非接触で測定する手法を開発している。従来は室温程度のドップラー拡がりで波長分解能が制限されていたが、2波長2段階ドップラーフリー分光法を採用することにより、同位体シフトの小さい核種分析が可能となった。