15:45 〜 16:00
[2L14] F82H/水界面におけるトリチウム透過挙動
キーワード:F82H、酸化物、水、トリチウム、透過、固体シンチレーション計測
固体シンチーレーション測定を用いて直接かつ自動的に水中トリチウム濃度をモニタリングすることにより、長時間にわたり353 KにおいてF82Hから水中へのトリチウム透過挙動を調べた。
トリチウムは70時間経過後に透過放出され始め、120時間後に定常となった。得られたF82H中のトリチウム透過係数は、F82Hから真空中への水素同位体透過係数と同程度であり、F82H/水界面においてトリチウムの透過が妨げられていなかったことが示唆された。発表ではF82Hを予酸化し、F82H表面酸化膜/水界面におけるトリチウム透過挙動について議論する。
トリチウムは70時間経過後に透過放出され始め、120時間後に定常となった。得られたF82H中のトリチウム透過係数は、F82Hから真空中への水素同位体透過係数と同程度であり、F82H/水界面においてトリチウムの透過が妨げられていなかったことが示唆された。発表ではF82Hを予酸化し、F82H表面酸化膜/水界面におけるトリチウム透過挙動について議論する。