[3D01-04] Medical Applications

[3D02] Electron beam energy dependence of Ac-225 production amount using an electron accelerator

*Takahiro Tadokoro¹, Kento Nishida¹, Yuichiro Ueno¹, Yuko Kani¹, Takahiro Watanabe², Takahiro Sasaki², Makiko Shimada², Hidetoshi Kikunaga³, Shigeru Kashiwagi³, Tsutomu Ohtsuki⁴ (1. Hitachi,Ltd. R&D Group, 2. Hitachi,Ltd. Smart Life Business Management Division, 3. Tohoku Univ., 4. Kyoto Univ.)

Keywords:Targeted alpha particle therapy, Medical radionuclides, Ra-226, Ac-225, Electron linear accelerator

α線を放出する放射性核種を用いたがん治療（TAT:Target Alpha Therapy）に関する研究開発が世界中で進められつつある。TAT用核種として有望なAc-225は、現状、Th-229からの崩壊により製造されているが、製造量が少なく、加速器による製造が望まれている。そこで、我々は、小型高製造効率化が期待される電子線形加速器を用いることとし、Ra-226の（γ,n）反応により生成されるRa-225のβ崩壊により、Ac-225を製造することを検討している。今回、電子線エネルギを変えた製造基礎試験を実施し、シミュレーション値と比較したので、その結果を報告する。