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[3E03] FFAG陽子加速器を用いたADS用核データの実験的研究
研究の概要および鉄標的に対する中性子エネルギースペクトル測定
キーワード:中性子エネルギースペクトル、FFAG加速器、加速器駆動システム、鉄標的、核データ測定
加速器駆動核変換システム (ADS) の研究開発を目的として、2019年10月より京都大学の FFAG (Fixed Field Alternating Gradient) 加速器を用いた ADS 用核データの実験的研究プログラムを開始した。本プログラムは、数 十 MeV から 100 MeV 陽子入射に対する「(1) 核破砕中性子エネルギースペクトル測定」および「(2) 高エネルギー 核分裂測定」の二つのサブプログラムから構成される。本発表では、本プログラムの概要および実験の準備状況について紹介するとともに、最初の実験として実施する陽子入射鉄標的に対する中性子エネルギースペクトルの測定結果について報告する。