2021年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 403-1 リスク評価技術とリスク活用

[3F08-13] 外的事象PRA

2021年3月19日(金) 14:45 〜 16:30 F会場 (Zoomルーム6)

座長:張 承賢 (東大)

15:45 〜 16:00

[3F12] 連続マルコフ過程モンテカルロ法による複数機器間の相関を考慮したマルチユニットPRAに関する検討

*澤田 憲人1、遠藤 知弘1、山本 章夫1、張 承賢2、前田 佳祐3、佐藤 親宏3 (1. 名大、2. 東大、3. テプシス)

キーワード:確率論的リスク評価、連続マルコフ過程モンテカルロ法、マルチユニット

近年、原⼦炉施設におけるユニット間の相互作⽤を考慮したリスク評価の有⼒な⼿法の⼀つとして、連続マルコフ過程モンテカルロ(CMMC)法を事故進展解析コードに組み合わせたCMMCカップリング⼿法の研究が進められている。本検討では、⾃作した簡易な事故進展解析コードにCMMC法を適⽤することで、複数の原子炉ユニットで同時にSBO+RCIC喪失事象が発生した場合に、安全系操作の成功率が事故進展により変化すると仮定した解析を⾏い、マルチユニットPRAに対するCMMC法の適⽤性を検証した。