2021年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 503-1 原子炉化学,放射線化学,腐食化学,水質管理

[3G12-14] 高温での腐食,電気化学2

2021年3月19日(金) 15:45 〜 16:45 G会場 (Zoomルーム7)

座長:根岸 孝次 (東芝ESS)

16:15 〜 16:30

[3G14] 500℃の溶融鉛ビスマス中におけるT91およびSUS316Lの腐食試験

*小松 篤史1、加藤 千明1 (1. 日本原子力研究開発機構)

キーワード:ADS 鉛ビスマス 腐食 酸化 T91 SUS316L

溶融鉛ビスマス中におけるT91およびSUS316Lの腐食形態に及ぼす酸素濃度の影響について調べるため、酸素濃度10^-7wt%~10^-5wt%の鉛ビスマスポット中で腐食試験を行った。T91は比較的均一腐食に近い腐食形態であるのに対し、SUS316Lは局部腐食しやすい傾向があった。酸素濃度が増加するにつれて、T91は酸化被膜厚さが増加するのに対して、SUS316Lは最大腐食深さが低下する傾向があった。