[3G_PL01] 汚染水処理の最新の状況
水化学部会では、2020年に水化学ロードマップを改訂し、新たに「事故炉の廃炉推進対応の水化学」の章を設け、事故の拡大抑制技術の高度化ならびに事故炉の廃炉推進に向けて取り組むべき課題について検討してきた。本企画セッションでは、福島廃炉に関連し、汚染水処理、水の放射線分解、材料腐食環境に関する3件の講演いただき、2021年度に開始予定のデブリ取り出しを進めるための水化学の課題を明らかにし、技術開発の方向性を共有する。福島廃炉作業に対する、水化学の役割を再確認し、部会内外の方と協力していかに貢献していくかの議論を深める。