2021年春の年会

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VII. 保健物理と環境科学 » 保健物理と環境科学

[3M05-08] 環境放射能・放射線

2021年3月19日(金) 10:45 〜 12:00 M会場 (Zoomルーム13)

座長:町田 昌彦 (JAEA)

11:15 〜 11:30

[3M07] 旧避難指示区域の住家内における残存放射性セシウムの経時変化

*吉田 浩子1、篠原 直秀2 (1. 東北大、2. 産総研)

キーワード:福島第一原子力発電所事故、屋内放射性物質、経時変化、旧避難指示区域

避難指示区域の解除及び特定復興再生拠点区域の認定にともない、帰還・居住する住民の増加が今後予想されるなか、より適切に被ばく線量推定を行えるよう現状に即した情報が必要となる。特に、住民がもっとも長い時間を過ごす住家屋内の情報は重要である。

我々は2012年から旧・現避難指示区域の住家について継続して住家内の残存放射性セシウムを調査してきた。屋内残存放射能は内部被ばくの原因となることから住民にとって重要な情報となる。本発表では、屋内残留放射能の経時変化を報告する。