2022年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-3 研究炉,中性子応用

[1D10-13] 医用RI生成1

2022年3月16日(水) 14:45 〜 15:50 D会場

座長:中野 敬太 (JAEA)

15:00 〜 15:15

[1D11] 国内の原子力インフラを活用した医用RIの自給技術確立に向けた研究開発

(2)放射性医薬品Ac225の日本における市場規模予測

*川田 裕美1、諸岡 健雄1、藤岡 直1、高木 直行2 (1. 日本医用アイソトープ株式会社、2. 東京都市大学)

キーワード:Ac-225

Ac-225 の臨床応用については、2021年末時点で、悪性黒色腫、神経膠腫、白血病等の第 1 相臨床試験が海外で開始されており、そのほか前立腺がん、乳がん、卵巣がん、各種神経内分泌腫瘍等に関して前臨床試験段階にあるとされているところである。このうち、市場が最も大きい適応疾患は前立腺がんであろうと想定される。Ac-225 治療薬が前立腺がんをターゲットにして開発されると仮定した場合、将来的な日本における市場について推定を行った。