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[1E01] Multi-Physicsモデリングによる福島2・3号機ペデスタル燃料デブリ深さ方向の性状同定
(11)2019-2021年度のまとめと最新の理解
キーワード:原⼦炉過酷事故、東京電力福島第一原子力発電所、MPS法、臨界性評価、浮遊法
発表者ら(早⼤、阪⼤、JAEA)は英知を結集した原⼦⼒科学技術・⼈材育成推進事業(2019-2021年度)において、異なる専⾨分野の伝熱流動(粒⼦法及び模擬溶融物流下実験)・炉物理(臨界性評価)・⾼温燃料物性(浮遊法)のMulti-Physicsモデリングにより、福島2・3号機ペデスタル燃料デブリ深さ⽅向の性状同定に取り組んでいる。本報告では3カ年度のまとめと最新の理解を報告する。シリーズ発表は (12)2号機、3号機におけるデブリのペデスタル移行履歴の検討、(13) 先行流出物の特性評価、(14) MPS Analyses of Debris-pedestal Structure Interactions of Unit-3、(15) VULCANO VF-U1実験のMPS法による解析から考えられるデブリの局所性状を報告する。