2022年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 401-3 原子炉設計,原子力発電所の建設と検査,耐震性,原子力船

[1F01-06] 原子炉機器設計の最新技術

2022年3月16日(水) 10:15 〜 12:00 F会場

座長:石橋 文彦 (東芝ESS)

10:15 〜 10:30

[1F01] 設計支援ツールの開発(膨張タンクの自動・最適化設計)

*横井 忍1、岡藤 孝史2、小野田 雄一3、田中 正暁3 (1. 三菱FBRシステムズ株式会社、2. 三菱重工業株式会社、3. 日本原子力研究開発機構)

キーワード:自動設計、最適化設計、遺伝アルゴリズム

高速炉概念検討の効率化に資するため、設計プロセスの自動化・最適化を目的として「設計支援ツール」の開発を進めている。この「設計支援ツール」では、設計手順をモジュール化し、設計条件の入力から図面作成までの一連の操作を自動で行うこと、および遺伝アルゴリズム等を用いて複数の評価指標に対して設計を最適化することを目指している。本報告では、冷却材の温度変化によるナトリウムの膨張・収縮を吸収するため崩壊熱除去系に設置される膨張タンクを対象としてこの「設計支援ツール」を適用し、設計プロセスの自動化・最適化について確認した結果を報告する。