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[1G01] CABRI試験解析を通じた高速炉安全解析コードSAS4Aの照射挙動モデルの検討
キーワード:ナトリウム冷却高速炉、シビアアクシデント、炉心損傷事故、起因過程、SAS4Aコード
日米民生用原子力研究開発ワーキンググループ(CNWG)のもとでアルゴンヌ国立研究所(ANL)と原子力機構が協力し、高速炉の炉心損傷事故における起因過程評価のための安全解析コードSAS4Aのモデルの開発及び検証を実施してきた。これまでSAS4Aは主にANLでは金属燃料に関するモデル、原子力機構では酸化物燃料に関するモデルの開発をそれぞれ独自に進めていたが、SAS4Aの高度化や信頼性の向上を図るため、CABRI試験解析を通じて両者の解析コードの比較を行い、SAS4Aの照射挙動に係るモデルの検討を行った。