2022年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-2 放射性廃棄物処分と環境

[1H10-13] 核種インベントリ

2022年3月16日(水) 16:15 〜 17:30 H会場

座長:小林 大志 (京大)

16:15 〜 16:30

[1H10] 再処理前使用済燃料冷却期間長期化による地層処分への影響と緩和策の検討

(1)ガラス固化体の特性と人工バリア温度への影響

*鍋本 豊伸1、池⽥ 孝夫2、須山 泰宏3、竹延 千良4、千々松 正和5、坂下 晋6、廣岡 知7、栗原 新8、久慈 雅栄9、髙山 秀樹10 (1. 株式会社IHI、2. 日揮株式会社、3. 鹿島建設株式会社、4. 株式会社アサノ大成基礎エンジ、5. 株式会社安藤ハザマ、6. 応用地質株式会社、7. JX金属探開株式会社、8. 株式会社ダイヤコンサルタント、9. 前田建設工業株式会社、10. 一般財団法人エンジニアリング協会)

キーワード:地層処分、人工バリア温度評価、ガラス固化体、再処理前冷却期間、緩衝材

使用済燃料の再処理前冷却期間の長期化による地層処分への影響と緩和策を検討するため、長期化に伴うガラス固化体のインベントリを評価して、NUMO包括的技術報告書の条件を用いて処分時の人工バリア温度の評価を実施した。その結果緩衝材ピーク温度の上昇、ピーク発現時期の遅延、その後の温度低下速度の減少が判明し、処分システムへの影響の緩和策を検討した。