[1I_PL04] 計算科学を用いた核燃料物性研究
近年、主要な研究炉の廃炉に伴い利用可能な照射場が急激に減少しており、核燃料開発を目的とした照射試験が困難となっている。今後、シミュレーションはそれを代替・補完する技術として益々重要な役割を担うと予想される。本企画セッションでは、「核燃料開発におけるシミュレーション技術の活用」をテーマとして、核燃料部会から燃料挙動解析コードの改良・開発状況と課題について、計算科学技術部会から分子動力学法や第一原理計算を用いた核燃料・材料研究について概説し、それらを基に総合討論を行う。