2022年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-1 放射性廃棄物処理

[1K10-13] 廃棄物管理2

2022年3月16日(水) 14:45 〜 16:00 K会場

座長:見上 寿 (富士電機)

14:45 〜 15:00

[1K10] 分析廃液の無機化処理装置の開発試験

*廣田 賢司1、菊池 貴宏1、紺野 貴裕1、関根 直紀1、田沢 勇人1 (1. JAEA)

キーワード:電気化学酸化、超音波化学酸化、分析廃液

日本原子力研究開発機構 プルトニウム燃料技術開発センターでは水分分析方法をカールフィッシャー法に変更する予定である。しかしこの方法は、現在の分析方法では発生しなかった有機溶媒を含む廃液が発生し、その処分方法に課題が生じる。このため、廃液中の有機溶媒を分解し、無機化する技術の開発を行っている。廃液中には核燃料物質が含まれることから、分解はグローブボックス内で行う必要があり、常温常圧で実施できる等、激しい化学反応が発生しないことが求められる。 本発表では、電気化学酸化や超音波化学酸化を用いて有機溶媒を化学的に分解した結果について報告する。