[2B13-19] 原子炉測定および核物質探査2

[2B19] ミュオン散乱の機械学習による溶融デブリ中の燃料重量の推定

*杉田 宰¹、宮寺 晴夫¹、吉岡 研一¹、藤牧 拓郎¹ (1. 東芝ESS)

キーワード：デブリ、ミュオン、廃炉、非破壊検査、機械学習

溶融デブリ中に含まれる核燃料の量をミュオン散乱の計測により測定する技術の開発を行っている。デブリ中には核燃料の他に様々な物質が混合しているため、この中の燃料のみの重量を定量することは困難であった。この課題を解決するために、様々なデブリ条件に対するミュオン散乱測定のシミュレーションを行い、その解析結果を機械学習することで、ミュオン散乱からデブリ中に含まれる核燃料割合を推定する手法を開発した。