2022年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[2D06-09] 解析手法開発1

2022年3月17日(木) 14:45 〜 15:55 D会場

座長:木村 礼 (東芝ESS)

14:45 〜 15:00

[2D06] 可燃性毒物が含まれた燃料のための燃焼計算手法Dual Time-Step modelの改良

*宮沢 風雅1、千葉 豪1、田渕 将人2、佐藤 紘太郎2 (1. 北大、2. 原子力エンジ)

キーワード:燃焼計算、簡易モデル、Dual time-stepモデル

可燃性毒物を含んだ燃料集合体の燃焼計算に要する計算コストを低減させるため、簡易モデルを取り入れたDual time-step modelの改良を図った。本研究では、体系の簡易化に加えて計算条件等を簡易化したモデルで、1つの燃焼ステップ当たりに複数回の簡易燃焼計算を行った。簡易モデルによる燃焼計算の誤差を低減させるため、簡易モデルの微視的反応率が通常の燃焼計算で求めた微視的反応率と等価となるような補正を施した。この燃焼計算の精度を無限中性子増倍率で定量化した。