2022年春の年会

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VII. 保健物理と環境科学 » 保健物理と環境科学

[2F09-13] 環境動態

2022年3月17日(木) 14:45 〜 16:15 F会場

座長:青山 道夫 (筑波大)

15:00 〜 15:15

[2F10] 福島の河川における出水時の放射性セシウム動態の数値シミュレーション

*谷口 圭輔1、那須 康輝2、新井 宏受2、竹内 幸生2、勝野 和美2、藤田 一輝2、大西 康夫3 (1. 津山高専、2. 福島県環創セ、3. 東日本国際大)

キーワード:放射性セシウム、河川、福島第一原子力発電所事故

2011年3月の福島第一原子力発電所事故により、周辺にCs-137が拡散された。それから11年の間に、住宅や農地などの生活圏では除染が行われたものの、森林域は除染の対象外となっている。本研究では、流域の一部にCs-137の初期沈着量の多い地域を含む河川を対象に、1次元有限要素法コード・TODAMによるシミュレーションを行った。実サンプルの粒径分布データに基づいてパラメータ設定を行うことで、出水時のCs-137濃度の変化を再現した。