2022年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 504-3 燃料再処理

[2I11-14] 再処理・分離技術

2022年3月17日(木) 15:35 〜 16:40 I会場

座長:塚原 剛彦 (東工大)

15:50 〜 16:05

[2I12] ウランの光反応性を利用した炭酸系再処理における核燃料物質簡易回収技術の開発

*内田 昇吾1、津島 悟1,2、鷹尾 康一朗1 (1. 東工大、2. ドレスデン・ロッセンドルフ研究所)

キーワード:炭酸系再処理、ウラニル(VI)、二酸化ウラン、光化学反応、沈殿分離

炭酸系再処理におけるより簡易なウラン分離・回収基盤技術開発のため、UO22+が溶解した炭酸系水溶液に還元剤を加え、紫外線照射を行った。その結果、光反応によってUO22+の還元が進行し、UIVO2の黒色沈殿物としてウランを分離・回収可能であることを明らかにした。